水辺のバトルシーンの臨場感を感じるために滝に行った
好きな作品、よりよく理解して~~~~
こんな想いからここを訪れました。
ちょっと引くくらいの水量が上から下に落ちています。滝です。
なぜ好きな作品を咀嚼するために滝に来たかと言いますとこれがあるからです。
そう、滝音。
水辺のバトルシーンがある作品をより楽しむために、滝の音をバックに漫画を読みながら臨場感を味わいたい!
最近、4DXのような画面上の場面にあった揺れや匂い、風を感じることが出来る体験型のシアターが老若男女にバカ受けしています。
このことから水の音や匂いを直に感じた方がキャラの気持ちをより深く理解し、臨場感を味わうことが出来るのではないかと考えたわけです。人はこれを「妄想」と呼びます。
と言うわけで
打ち消し表示になっていて非常に見にくいですが箕面公園にやってきました。
箕面公園には箕面大滝という日本の滝百選に選ばれる落差33mの滝があります。バトルシーンにぴったりですね!
それでは滝に向かいます。
いい名前を付けてもらったね。
頑丈に包囲されている岩(筆)。これも名前かなぁ。
筆の字体が「ぺんてる筆」の筆で笑ってしまった。
途中で展望台に続く階段があって行ってみたのですが
熊や虫が出るっぽいぜ!と忠告があったので展望は諦めました。
私は滝を見に来たんだ。まだ死ぬわけには行かない。
今思えば熊に襲われたらゴールデンカムイの臨場感を味わえますね。
助けてくれるのはアシリパさんではなく、熊の方の助太刀で参ったアシナガバチだと思うけど・・・。
この看板は展望台へと続く階段を少し登った所にあるのですが、写真を撮るために階段を登ったら上から降りてくる少年達に「こんにちは!!!!!」と挨拶されてしまったのでメンツを保つために少年達が見えなくなるまでは登ろうと思い、踊り場?あたりまで登って後ろを振り返ったらまだおる。
しゃーなし「ここには写真を撮りに来たのです」という顔をして撮った写真がこれです。
自分に誠実に生きることは難しいのだよ、少年・・・。
寄せ書きみたいに虫を配置すな。
滝に向かう道には滝までの指標があるのですが、最初の方は「滝」と書いてあったのに
半分を過ぎたあたりで名称が「修行古場 滝」になっていて私は修行に・・・という気持ちになりました。
修行のつもりはなくても、滝まで傾斜がきついのでハイキングに適した格好で行くべきです。
私は岳を履修していたので「冬山は恐ろしい」という観念がすごく、ロングコート(凍死を防ぐため)・スヌード(凍死しないため)・リュックInご飯(餓死しないため)を装備し、暑くて重くて地獄を見ました。
皆さんも滝を見に行くときは山の規模にもよりますが、服装には気をつけて下さい。
やさしい修行の古場。
修行の古場休憩所でありがたく休憩を頂き、ついに
滝に着きました。
山登りが趣味の人を正直「そんなわけないだろ」と思っていたのですがこれはいいわ。
無事、滝が見られたことによる達成感が凄く、このままニコニコしながら帰りそうになりましたが、本来私がやりたかったのは滝の音をバックに水辺のバトルシーンを読みながら臨場感を味わうことなのでさっそく臨場感を味わう準備にかかりたいと思います。
用意したのはNARUTOの2巻
NARUTOは全72巻の忍者の漫画で忍者が戦ったり修行をする中で最後にはなんか神みたいな存在のを倒しちゃう話です。
その物語の難解さは有名で、NARUTOを履修している人に「第四次忍界大戦(最終章の一番でかい戦い)って結局どうなった?」と聴いたら「分からん」と言われます。
そんなNARUTOも2巻であれば登場人物も全員把握でき、戦いが分かりやすい事と2巻のカカシ先生のリュックがめちゃくちゃ上なのがウケるのでチョイスしました。
いざ実読
ちょっと集中してるんで静かにして下さい。飲食も禁止で。
読み終わりました。
滝で水辺のバトルシーンを読むことのメリット
①寒い!!=登場人物の気持ちに寄り添えた!
・そういえば水辺は寒い!滝でバトルシーンを読むことで「水は寒い」ということが再確認でき、作品の理解が深まりました。カカシ先生ずぶ濡れなのによく印組むのに手回るな。サクラちゃんはほとんど動かず、びしゃびしゃで依頼人の側にいたから翌日、熱は出なくとも体調を崩しているかもしれないですね。
滝で水辺のバトルシーンを読むことのデメリット
①バトルシーンの臨場感はほぼない
・ごめん、ほぼないわ。4DXであれば場面に合わせて風が出たり、揺れたりと画面に連動した動きが対応しますが、滝はないのでバトルシーンの臨場感はほぼ無かったです。逆に滝をバックに話し合いをするシーンとかのほうが臨場感は出たと思います(そりゃそうか)。
もう一個実験でリトル・マーメードの「アンダー・ザ・シー」を滝をバックに聞いたら海っぽくなるんではないかと思い、イヤホンの音を最小にし、聞いたところこれは海っぽくてとても良かったです。
The Little Mermaid - Under the Sea (from The Little Mermaid) (Official Video)
皆さんも滝に行く際にはアンダー・ザ・シーと共に滝を楽しむと良いと思います。
滝では水辺のバトルシーンの臨場感を生むのは難しいですが、登場人物の気持ちをより理解出来ると言うことが分かりました。
次回は火中で、るろうに剣心京都大火編を鑑賞してシーンの臨場感を味わうのが先か自分の死に対する臨場感が先か実験してみたいと思います!
それでは、さようなら。